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水晶デバイスにとって一番大切な品質は、「高信頼性」です。
そのための品質管理は「究極のモノづくり」と言い換えられるほど、 生産工程のすべてにおいて妥協という言葉を排除することから始まります。

市場ニーズを先取りし、「より小さく、より高精度に」
  次代の水晶デバイスに求められる二一ズは、「小型化」「高周波数化」「高精度化」の3つに集約され、その要求は年々、加速度を増しています。次代の二一ズを先取りした製品開発こそ、私たちが掲げる「顧客満足度100%」の目標を実現する原動力です。

  携帯電話の分野では、NDKが初めて実現した温度補償水晶発振器(TCXO)のワンチップIC化が、その小型化の扉を大きく開き、わずか7年の間に、容積比約36分の1という劇的な小型化を遂げたのです。NDKでは「米粒よりも小さく」をキーワードに、携帯電話の小型化二一ズを先取りすべく、技術開発に取り組み、その進化に貢献しています。

 「高周波数化」は、情報通信の分野においては特に顕著なテーマです。その理由は、一度に大量のデータ(動画像や位置情報など)を高速で送るためには、高 周波数が不可欠だから。この分野でも、NDKはすでに業界で最も高い周波数を発振できる超薄型水晶ウェハ(数ミクロンという薄さ)の加工技術を開発、急速 に進むブロードバンド化の一翼を担っています。
 「高精度化」「高信頼性」は、カーエレクトロニクス分野での重要なミッション。車載用水晶デバイスには、クルマという、激しい振動と高低温がつきまとう 厳しい環境の中で、正確な動作が求められるからです。車載用水晶デバイスはカーエレクトロニクスの進化とともに、その数を増やしています。
 NDKは、他社の追随を許さない高信頼により圧倒的なトップシェアを確立しているこの市場で、水晶が有するセンシング機能を新たに応用し、カーナビや車両安定化装置に使用できる水晶ジャイロセンサーを最初に製品化しました。
 より小型で、より高い周波数を安定してコントロールできる水晶デバイスその二一ズに応えるべく、狭山事業所を核に、グローバルな研究開発体制を強化。「次なるスタンダード」への答えを、タイムリーに市場に送り出しています。


 高品質な人工水晶の育成から、宇宙開発用をはじめとするさまざまな高信頼性水晶デバイスの設計や組立に至るまで、私たちが培ってきた技術カ--ノウハウや経験を新製品開発に、より効果的に生かすには、開発環境の先進性が不可欠です。

 その環境を実現するために、設計支援システムやCADシステム、通信システムシミュレータを、水晶に最も適するように高度にカスタマイズした独自のシステムを構築し、お客様の使用環境に限りなく近い開発環境にすることで、新製品の設計シミュレーションや実験・検証を行っています。

 また、外部の電波を一切遮断して無線装置等の特性評価を行う電波暗室を設置したり、基準信号にはセシウム原子周波数標準および高性能分配システムを使用するなど、トップメーカーとしての新技術開発と高品質な商品を提供するための環境整備に努めています。

先端技術を拓く世界に広がる研究開発
 狭山事業所を中心とする開発拠点は、各種の水晶デバイスに特化し、世界をターゲットに展開しています。

 本社開発部門では、SAWデバイスおよびSAWデバイス技術を応用したRFモジュールを開発しています。

 また、千歳テクニカルセンターでは、無線モジュールやバイオセンサー、及びマイクロ波シンセサイザー等の無線技術と水晶技術を融合した、新しい差別化製品の開発を行っており、高付加価値の新事業立ち上げに挑戦しています。

 一方、海外でも、ドイツやアメリカにデザインセンターを設けるなど、現地ならではの二一ズに、タイムリーに対応できる技術開発の拠点として事業を展開し、グローバルな技術開発に取り組んでいます。


 
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