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― 位相ジッタを1/5に低減し、700MHzまで対応可能な、小型・高精度VCXO ―

2009年09月17日

 日本電波工業株式会社(社長:竹内 寛)は、小型で高周波数帯をカバーする電圧制御水晶発振器(VCXO)を開発し、量産出荷を開始しました。

 高速のワイヤレスブロードバンドネットワークや、携帯電話に代表される移動通信の基地局においても、低コストでの設置・運用という観点から装置の小型化が進んでいます。また、これらの基地局やバックボーンのコアとなる光伝送装置、光波長多重伝送装置には600MHz~700MHzの高周波のクロック信号が要求されます。

 このような市場の要求に対して、高周波数に対応し、かつ従来と同等の周波数安定度や可変幅を維持しながら7.0×5.0mmに小型化(容積で約1/10:当社従来品比)、更に数10fsというこれまでより1桁低い超低位相ジッタを実現した電圧制御水晶発振器(VCXO)「NV7050SA」を開発しました。

 通常、数100MHz帯の高周波数を実現するためにはPLL方式が用いられますが、位相ジッタが劣化するという欠点がありました。当社ではPLL方式を用いない逓倍回路の採用と、当社独自技術で設計された「高周波基本波振動子」を使用したことにより、伝送信号の品質に影響する位相ジッタを従来のPLL方式に比べて1/4~1/5(当社比)に低減しました【表1】。

【開発機種】 NV7050SANV7050SA
【製品写真】
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【サンプル】 サンプル対応中
サンプル価格 : 3,000円~5,000円
【主な仕様・特長】
  •  パッケージサイズ : Typ. 7.0×5.0×1.6 (mm)
  •  公称周波数範囲 : 170 MHz to 700 MHz
  •  電源電圧 : +3.3V±10%
  •  周波数安定度 : Max. ±50×10-6
  •  APR (Absolute Pull Range*1) : Min. ±100×10-6
  •  動作温度範囲 : –40°C to +85°C
  •  出力レベル : LVPECL / LVDS
  •  位相ジッタ : Max. 100 fs (12 kHz to 20 MHz)
 Max. 100 fs (50 kHz to 80 MHz)
  •  周波数可変機能の無いクロックオシレータタイプの対応も可能です。

【表1】位相ジッタ特性比較 (位相雑音【図1】より換算)
  NV7050SA位相ジッタ特性比較

【図1】位相雑音特性比較
  NV7050SA位相雑音特性比較

【用語解説】
*1 APR : 絶対周波数可変量
    規定された使用条件において、外部制御電圧によって可変できる周波数変化量から周波数安定度を差し引いた引き込み可能な絶対可変量。
APR=(周波数制御特性)-(周波数安定度)

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■ 本件問い合わせ先 ■
  日本電波工業株式会社 営業代表
  TEL : 03-5453-6751   FAX : 03-5453-6756
  E-Mail :

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