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水晶フィルタ

用語の説明

水晶フィルタに用いられる主な用語についてご紹介致します。

公称周波数 通常図の中心周波数の公称値を関連規格の基準周波数として用います。
通過帯域幅 相対減衰量が規定減衰量と同値かそれ以下であることを保証する値での周波数の間隔をいいます。
リップル 通過帯域内にて減衰量の極大値がある場合、その極大減衰量と最小減衰量との差のうち最大の値をいいます。
挿入減衰量
(挿入損失)
水晶フィルタ挿入後の負荷インピーダンスに供給される電力に対する、水晶フィルタ挿入前の負荷インピーダンスに供給される電力との比。一般的にデシベルで表します。そして、これを減衰量の基準レベルとして扱います。
減衰帯域幅 相対減衰量が規定減衰量と同値かそれ以上であることを保証する値での周波数幅をいいます。
保証減衰量と
保証減衰帯域
減衰帯域にて保証する相対減衰量とその周波数帯域をいいます。
終端インピーダンス フィルタ側からみた電源インピーダンスまたは負荷インピーダンスと定義し、一般に抵抗と並列容量で表します。
平衡形、不平衡形 平衡形は一対の端子がケースに接続されていないもの、不平衡形は一対の端子のうち一方がケースに接続されているものをいいます。

解説

帯域通過フィルタの一般的な特性について述べます。

■ 実現範囲
 弊社で取り扱っている水晶フィルタ(MCF)により実現できる帯域通過フィルタの概略製造範囲を図2に示します。


図2 帯域通過水晶フィルタの概略製造範囲

■ 測定回路
 フィルタ特性を測定するための測定回路を下図に示します。測定回路には容量性と誘導性の2種類があります。容量性の場合は指定の容量を取りつけることによってフィルタ特性を確認できます。誘導性の場合は分布容量を打ち消したり、負の容量を補正するため、LCの同調回路が必要になります。フィルタ特性を確認するためには、LC同調回路を調整し指定値に合わせる必要があります。


  測定回路 (2Pole / 4Pole(CC内蔵)) 測定回路 (4Pole)