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人工水晶

NDK人工水晶の特色

【多品種で広い選択性】
Y棒人工水晶から大型人工水晶まで、ウェハ切断に高い歩留まりが得られるようユーザーの皆様の使用目的に応じた、寸法、方位が自由に選択できます。

【高品質】
・結晶内に電気的特性、光学的特性に影響を及ぼす内部欠陥が少ない。
・赤外線吸収係数αは赤外線吸収法により測定し、標準でα3585で0.069以下(赤外Q値:180万以上)を保証しております。
 結晶内部の位置による赤外線吸収係数αのばらつきは安定しており品質が均一です。
・ランバード人工水晶の加工面は高い精度で加工してあり、精度のよいウェハ切断が可能です。
・合理的設計にもとつく量産設備によって育成しており、品質のバラツキを最小限におさえています。


結晶内部の赤外線透過率の分布

ランバード人工水晶断面図 (Pure-Z)

製品の種類

【ATカット水晶振動子用人工水晶】
特長:最も一般的なATカット用の人工水晶です。
原石の形状、寸法を適正化してあり、ウェハ切断に高い歩留まり が得られるので、量産用に適しています。切断するウェハに応じて原石の種類、寸法を選択することができます。
■光学用人工水晶
特長:オプティカルローパスフィルタ、波長板等に最適な光学用人工水晶です。光学的特性に影響を及ぼす脈理やインクルージョンの密度が少なくなるように育成されています。
また、サイズは種子を除いて。Z寸法50mm以上、X寸法80mmの大型光学用人工水晶もご提供可能です。
■高純度人工水晶
特長結晶中の不純物濃度(アルミニウム、アルカリ金属等)、線状欠陥密度、インクルージョン密度を低く抑えた高純度人工水晶をご提供可能です。
高いレーザー耐性を持つため高出力/短波長レーザー用光学部品として最適です。
また、放射線環境下での水晶振動子の周波数変化に影響するアルカリ金属の含有量がきわめて少なく、宇宙空間等、放射線環境下で使用される高安定水晶振動子用としても最適です。
その他、各種実験用としてもご利用いただけます。
【WristWatch水晶振動子用人工水晶】
特長:種子結晶をZ面のY軸方向に1°~2°傾けて切断しています。超小型振動子に適しています。種子のエッチチャンネル密度による管理も行っておりますので、ご希望に応じた低エッチチャンネル密度のフォトリゾグラフ加工用原石を提供することができます。
【SAWデバイス用人工水晶】
特長:X寸法の大きな種子結晶を用い、長期間にわたる育成を行った大型人工水晶です。
STカット用3~4インチの大型ウェハに適しています。
※ウェハ中央部には種子結晶が含まれていますが、低エッチチャンネル密度の種子を使用し、更に種子部のピンホール発生をおさえる処理を施しておりますので安心してご使用いただけます。
【High-Q人工水晶】
特長:長期間にわたり、その成長速度を終始一定に制御することで、穏やかに成長させた人工水晶です。Z領域の全域において、安定して赤外線吸収係数α3585が0.024以下(赤外Q値:300万以上)が得られます。特に高安定水晶発振器に用いる水晶振動子用として最適です。