光学用人工水晶

特長

■光学用途として最適な広帯域透過特性

NDKの人工水晶は不純物濃度が極めて低く、真空紫外域から赤外波長域までの広い波長範囲を高い内部透過率を示します。

光学用途として最適な広帯域透過特性

人工水晶と天然水晶の透過率比較(基板厚み5mm)

光学用人工水晶

■複屈折性

水晶は複屈折性を持つため、これを利用して、複屈折板や波長板としてご利用いただく事が可能です。

複屈折性

■旋光性

水晶は、光学活性という直線偏光の光が内部を通過すると、偏光方向が回転する旋光性を持っています。
糖度計など液体を分析する装置等にご利用いただけます。

旋光性

品質

■高品質

  • 結晶内に光学的特性に影響を及ぼす内部結晶欠陥、異物密度が少なく、光学用途として最適な人工水晶です。
  • 高純度、低結晶欠陥の結晶育成に基づき極めて高い屈折率均質性を有します。

仕様

■光学用ランバード人工水晶

人工水晶のX,Z面を所定の寸法及び角度に加工したものです。
ランバード人工水晶の加工面は高い精度で加工してあり、精度のよいウエーハ切断が可能です。
以下のようなサイズのランバード人工水晶を提供可能です。

ランバード人工水晶提供可能最大サイズ

お問い合わせ

※特殊仕様については、お問い合わせください。

■ランバード/ブロック外形図

Z板タイプ

Z板タイプ

X板タイプ

X板タイプ

使用上の注意

人工水晶をご使用の前に必ず下記をご熟読ください。
水晶は573℃において相転移をおこしα水晶からβ水晶に変化します。この相転移は可逆的ですが、β水晶からα水晶に転移するとき一様に転移がおこらないため、双晶が発生します。従いましていかなる場合もこの温度(573℃)以上にはしない様ご注意ください。

■光学用水晶ウエハ

光学用水晶ウエハ及び加工品をご要望の場合は以下ページをご確認ください。

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