事業領域

水晶デバイスは正確で安定した振動から得られる信号により、膨大な情報を正確に運び(情報通信)、加工(情報処理)するための基準となって、エレクトロニクス製品の内部ですべての動きを司る重要な役目を果たしています。
ADAS関連を中心に水晶デバイスの市場規模が大幅に増加する見通しの車載市場、成長ポテンシャルの高い5G向けのスマートフォン/スマートデバイスをはじめ、通信インフラ、宇宙、医療・ヘルスケアにいたるまで、あらゆるところでNDK製品が活躍しています。

自動車

大変革する自動車市場に
世界シェアNo.1の水晶デバイスが貢献

危険を察知し作動する自動ブレーキや、レーンからのはみ出しを防ぐ自動ステアリング。このような先進運転支援システム(ADAS)の内側にもNDKの水晶デバイスが活きています。激しい衝撃や振動に耐え、過酷な温度変化の中でも周波数を正確に発振し続けることで、安全を根底から支えています。

インフラ・産業用機器

日系唯一の5G基地局向け
OCXO量産企業として世界に挑む

アナログ通信の時代から、社会インフラとして重要なシステムである移動体通信の基地局においても、NDKは貢献してきました。5Gシステムでは、とりわけCU(セントラルユニット)やDU(ディストリビューテッドユニット)と呼ばれる制御用基地局に対して、NDKの水晶デバイスは使用されています。

モバイル・IoT・OA/AV・家電

すみずみまで、
暮らしの快適が広がる

住まいの設備のコントロールから、商品在庫の把握、さらにはペットの餌やりや観葉植物の水やりまで、IoTは「モノ」をインターネットで結ぶことでさまざまなソリューションを生み出しています。NDKの水晶デバイスは、1つ1つの「モノ」が正確に同期し安定した通信を行えるよう、基準となる周波数を供給。
IoTの実現を内側から支えています。

ヘルスケア・医療

小型・軽量・無線化ニーズに対応することで、
健康を支えるシーンが増加

NDKは、医療やヘルスケアの分野にも貢献しています。
1970年代から、超音波プローブ(探触子)の開発・製造し、時代が進むと共に、高精度化や携帯するための小型・軽量化等のニーズにも応えて参りました。
また、医療機器においても無線化や遠隔操作対応が求めれており、NDKの水晶製品が活躍するフィールドは、更に増えていきます。

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