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リファレンスデザイン

水晶振動子をご利用いただく際にお薦めできる発振回路例

 この回路図は水晶振動子をご利用いただく際に、お薦めできる発振回路例です。仕様で周波数帯、オーバトーン次数を決定された後に、IC回路をお考えか、ディスクリートトランジスタになさるかによって各種の回路素子の条件を定めていただけるように配慮いたしました。

1.周波数範囲 12~20MHz
  オーバトーン次数=基本波
  負荷容量CL=20pF

2.周波数範囲 3~25MHz
  オーバトーン次数=基本波

3.周波数範囲 3~25MHz
  オーバトーン次数=基本波

4.周波数範囲 25~50MHz
  オーバトーン次数=基本波

5.周波数範囲 30~60MHz
  オーバトーン次数=3次

6.周波数範囲 16~80MHz未満
  オーバトーン次数=3次、5次
  負荷容量 CL=直列共振

7.周波数範囲 80~140MHz未満
  オーバトーン次数=3次、5次
  負荷容量 CL=直列共振

8.7WU04発振回路接続例

  入力と出力の結合を防止するため
 
  • 入力3pinと7pinは離して配置します。
  •  
  • 中央のインバータは動作を止めます。

9.IC内部発振回路接続例

  正しい動作を求めるため
 
  • 抵抗R1がIC内蔵されている場合は搭載不要です。
  •  
  • 抵抗R2は異常発振を防止するため必要です。
  •  
  • この回路構成を原型として下さい。
  •  
  • 抵抗R2はICの端子機能を調べて出力側に付けて下さい。


実装上のご注意
1.部品間を結ぶラインは、不要なストレー容量が入らないようアースラインも含め最短距離として下さい。
2.発振回路部は、同一基板上にある他の回路部の信号線と交差しないようにして下さい。
3.ICメーカーの違いや回路定数のバラツキ、部品レイアウトなどにより出力周波数が微妙に影響を受けます。詳しくは、お問い合わせ下さる様お願いいたします。

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