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発振回路評価方法
起動時間(2)―測定方法―
今回は、起動時間の測定方法について、お伝えいたします。
概要:発振回路の起動時データを低容量//高インピーダンスの電圧プローブで取得し、オシロスコープで読み取る。
<測定手順>
(1) | 低容量//高インピーダンスの電圧プローブ(NDKではFETプローブを使用)先端を測定部位(対象の発振回路の入力端子)にあてる。 |
(2) | オシロスコープの入力チャンネルにFETプローブを接続する。 |
(3) | オシロスコープのトリガレベルを適切にセットし、起動波形が取得できるようにする。 |
(4) | 対象の発振回路に所定の電圧を印加し、発振開始させる(直後に起動波形が取得される)。 |
(5) | 起動波形から起動時間を読み取る(方法は起動時間(1)参照)。 |
測定手順(5)処置直後の状態の一例を図示すると、図1のようになります。