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発振回路評価方法

ダンピング抵抗(Rd)の適切な配置について

今回は、ダンピング抵抗(Rd)の適切な配置について、お伝えいたします。


ダンピング抵抗(Rd)はICの出力端子側に配置するようにしてください。
ICの入力端子側に抵抗器がある場合、その抵抗器は入力端子のインピーダンスの高さゆえ、減衰器としての役割をあまり果たさないからです。


「どちらの端子が入力端子か/出力端子か」についてのICデータシートにおける表記は各ICメーカーにより様々であり、一様ではありません。
発振回路設計の際、「ダンピング抵抗(Rd)をどちらに配置させるべきか」で判断がつきかねる場合は、各ICメーカーへお問い合わせください。


弊社の回路検討報告書においては、ICの入力端子を『Xin』と、出力端子を『Xout』と呼称しております。弊社の回路図書式において、ダンピング抵抗(Rd)をどこに配置するのが適切かについて以下に示します。

【配置OKの場合】

計算式

【配置NGの場合】

計算式

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