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超音波プローブ(深触子)
NAPiCOSとSPRとの比較
NAPiCOSとSPRとの比較
NAPiCOSとSPRを同時に使用し、CRP抗原抗体反応を比較計測しました。
検量曲線からNAPiCOSは直線性が高いこと、ダイナミックレンジが広いことが示されました。
またNAPiCOSは粘性溶液中での反応量も影響を受けにくいことが示されました。
1.プロトコル
[NAPiCOS]
[SPR]
*メーカー推奨の基本センサ及び送液バッファーを使用
いずれもセンサ表面の一方に抗CRP抗体を固定化し、もう一方にブロッキング処理を行っています。
2.濃度依存性
CRP濃度を変化させたときの反応量から、表面に結合したCRP量を算出し、検量曲線を作成。
NAPiCOSは直線性が高く、かつダイナミックレンジが広いことが示されました。
図1.検量曲線の比較
3.高粘性溶液の影響
高粘性溶液中での抗原抗体反応量について、NAPiCOSとSPRとで比較計測。高粘性溶液中出の反応にNAPiCOSは影響が小さいことが示されました。
図2.高粘性溶液中でのCRP反応量の変化
4.用語解説
SPR | Surface Plasmon Resonance(表面プラズモン共鳴)の略です。 金薄膜上に照射したレーザー光の反射光の一部が減衰する現象です。 この現象は金表面の分子の結合により影響を受けるため、これを測定することで分子間相互作用計測が行われています。 |